ワークスペースを設定する

競合ブランドを登録する

競合を登録すると、自社だけの数値では分からない機会を見つけやすくなります。同じ質問、期間、地域、AI モデルで比べ、競合が言及される場面や引用される情報源を確認します。

競合を比較する理由

たとえば、同じ質問群で自社の可視性が 15%、競合が 45% だったとします。これは説明用の例ですが、自社の数値だけを見るより、どの質問で差があるかを調べる手掛かりになります。競合の値が、そのまま自社の到達を保証するわけではありません。

競合を比較すると、次のような判断ができます。

  • 基準を持つ:同じ市場・条件で、ほかのブランドがどの程度言及されているかを知る。
  • 目標を具体化する:どのテーマで競合に追いつき、どこで差別化するかを考える。
  • 機会を探す:競合が繰り返し登場し、自社が出てこない質問を見つける。
  • 市場の変化を追う:新しい競合の登場や、既存ブランドの見え方の変化を確認する。

知名度の高いブランドを並べるだけでなく、同じ顧客の課題や選択肢に関わる相手を選びます。比較するときは、対象の質問や絞り込み条件を揃えてください。

競合を登録する

対象のワークスペースで 管理 → ブランド を開きます。回答から見つかった候補を採用する方法と、自分で入力する方法があります。

候補から追加する

ブランド候補 は、引用URLの延べ件数が5件以上のドメインを、件数の多い順に表示します。保存済みの全回答が対象で、同じ回答内の複数の引用URLもそれぞれ数えます。引用シェアの分母はワークスペース内の全ドメインの引用URL数です。取得しただけのURLは除外します。引用元には媒体や資料サイトも含まれるため、競合として登録する前にドメインを確認してください。

  • 比較対象として妥当なら、候補の承認ボタンでブランドに追加します。
  • 関係のないブランドや、比較したくない相手は却下します。
  • 最新の候補を確認したい場合は 候補を更新 を使います。

手動で追加する

ブランドを追加 を選び、必要な情報を入力して 作成 を押します。

  1. 表示名を入力する

    一覧やグラフで読みやすい名前を付けます。表示名は、回答内の照合には使いません。

  2. 追跡名を設定する

    AI の回答に出てきそうな、短く一意なブランド名を入力します。

  3. ドメインを登録する

    主要な Web サイトのドメインを入力します。複数のサイトがある場合は、代替ドメインも追加します。

  4. 別名と見た目を整える

    必要な略称や表記揺れを別名として追加し、グラフで識別しやすいブランドカラーを選びます。自社ブランドかどうかも確認して保存します。

登録したブランドを調整する

ブランド一覧で名前や編集対象のセルを開くと、設定を変更できます。競合だけでなく、自社ブランドも同じ考え方で見直します。

項目用途設定のヒント
表示名一覧・グラフに出す名前読み手がブランドを識別しやすい表記にする
追跡名回答内で照合する主な名前法人の正式名称より、実際に使われる短い固有名を選ぶ
別名略称・別表記を同じブランドとして扱う実際の AI 回答で使われている表記を追加する
ドメインブランドに属する Web サイトを識別する主要ドメインと代替ドメインを確認する
カラーグラフや一覧で見分ける自社と主要競合が区別しやすい色を選ぶ

ドメインは、引用元が自社か競合かを判断する手掛かりにもなります。ブランドの言及と、サイトの引用は別の情報なので、両方を確認してください。

ブランドの言及を正しく捉える

短く、一意な追跡名を使う

正式な法人名を長く登録するよりも、会話で使われる名前を選びます。たとえば「Slack Technologies」より「Slack」の方が、ブランドを指す自然な表記です。

通常の名前照合では大文字・小文字を区別しません。ただし、一般名詞や短すぎる文字列は、別の意味の文章に含まれる場合があります。

表示名を変えるだけでは、回答の照合条件は変わりません。追跡を調整したい場合は追跡名と別名を見直し、ドメインも正しいブランドのものか確認してください。

実際の回答から別名を追加する

最近の AI 回答を読み、略称、英語・日本語の表記揺れ、よく使われる製品名を確認します。そのブランドを指すことが明確なものだけを登録してください。

たとえば、日本語表記だけを登録していて英語名で登場する場合は、英語表記も別名に追加します。業界の一般用語や曖昧な略称まで含めると誤検出につながります。

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