クレジットと使用量
Orchestor のクレジットと使用量は Early Beta 段階です。消費量、付与量、有効期限のルールは変更される可能性があります。観測の実行や購入の前に、現在のプランと画面に表示される条件を確認してください。
クレジットは、AI 回答の観測など、Orchestor で実行する処理の使用量を表します。継続して追跡するプロンプトや AI が増えると、観測回数も増えます。
プランの追跡枠は「どこまで観測を設定できるか」、クレジットは「処理にどれだけ使うか」を確認するための指標です。プランごとの追跡枠は、サブスクリプションプランで確認できます。
組織の契約枠とワークスペースの利用量
「組織全体の利用量」では、顧客・提案ワークスペースの数と作成枠、計測 AI プラットフォーム枠を確認できます。契約枠は組織に紐づき、選択中のワークスペースやデフォルトの変更では変わりません。
計測 AI プラットフォーム枠は、組織のプランに含まれるワークスペース1件あたりの上限です。顧客用と提案用で異なる場合があります。組織全体でAI数を合算して消費する枠ではありません。
「現在のワークスペースの利用量」には、そのワークスペースのプロンプト使用量と計測AIの設定を表示します。追加購入したAI枠は対象ワークスペースの上限に反映されます。契約を確認できない場合は未確認と表示し、無料・上限なしとは扱いません。
観測に使うクレジット
基本の観測単位は、1プロンプト × 1 AI × 1日 = 1クレジットです。
たとえば、「中小企業におすすめの CRM は?」という質問を、2つの AI で30日間、毎日1回ずつ観測する場合、観測回数の目安は60回です。
| 観測する内容 | 計算 | クレジットの目安 |
|---|---|---|
| 1つの質問を1つの AI で1日観測 | 1 × 1 × 1 | 1 |
| 1つの質問を2つの AI で30日観測 | 1 × 2 × 30 | 60 |
| 10の質問を2つの AI で30日観測 | 10 × 2 × 30 | 600 |
この例は通常の観測を見積もるためのものです。すべての API 呼び出しやエージェント処理が一律1クレジットになるわけではありません。実際の使用量は、実行した処理の記録で確認してください。
クレジットの種類
残高は、次の種類に分けて管理されます。
| 種類 | 内容 | 有効期限 |
|---|---|---|
| プランに含まれるクレジット | 契約に含まれ、対象の請求期間に付与される分 | 対象の請求期間の終了まで |
| 購入クレジット | 追加購入によって付与される分 | 購入時の条件に従う |
| プロモーションクレジット | 無料診断などで付与される分 | 付与時に定められた期限まで |
利用時は、有効期限が近いクレジットから使われます。期限切れのクレジットは使えません。期限のない購入クレジットは、有効期限のある分より後に使われます。
プランに含まれる未使用分は、対象の請求期間を越えて繰り越されません。プロモーションで付与された残高を、毎期間付与されるプランの利用枠と混同しないようにしてください。
残高を確認する
- 使用量を確認したいワークスペースを選びます。
- 設定 → プラン・使用量 を開きます。
- 利用クレジット で現在の残高を確認します。
残高が「—」の場合は、数値を取得できていません。残高が0であることを意味しないため、ページを再読み込みしてから確認してください。
処理の実行前には必要な分が予約され、完了後に使用量が確定します。実行中の処理があると、利用可能な残高と確定済みの使用量を足しても、付与された総量と一致しないことがあります。
期間ごとの使用量を確認する
使用量 API は、期間ごとのリクエスト数と使用クレジットを返します。自動処理を運用する場合や、前の期間と比べたい場合に利用できます。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 集計期間 | 比較する開始日時と終了日時がそろっているか |
| リクエスト数 | 観測や API の呼び出しがどれだけ増えたか |
| 使用クレジット | 同じ期間にどれだけ消費したか |
GET /v1/usage で使用量を取得できます。has_more が true の場合は、next_cursor を使って続きのページを取得します。リクエスト数とクレジット数は別の項目なので、同じ数になるとは限りません。
上限に達したとき
上限到達時の動作は、ワークスペースの契約と超過利用の設定に従います。上限で停止する設定では、残高を超える新しい処理は開始できません。超過利用が許可されている場合は、超過分が別に記録されます。
観測を増やす前に、追跡する質問、AI、実行頻度を確認してください。追跡枠を増やす必要がある場合は、プランを変更します。クレジットの追加と、プランのプロンプト数・ブランド数の拡張は別の操作です。
利用クレジットの追加購入
追加購入は、プランに含まれるクレジットとは別に残高を追加する操作です。プロンプト数やブランド数など、プランの上限を増やす操作とは異なります。
設定画面からの追加購入は現在準備中です。購入画面で支払いボタンが無効の場合、その画面から決済は行われません。すでに付与された購入クレジットは、現在の残高に含まれます。
購入する際は、クレジット量、割引、税額、支払い総額、支払い方法を確認してください。有効期限は購入時に示される条件に従います。
提案ワークスペース
提案ワークスペースは、顧客への提案に向けて観測結果を確認するためのワークスペースです。設定 → プラン・使用量 では、組織全体の2種類の枠を確認できます。
| 表示 | 数える対象 | 枠が空く条件 |
|---|---|---|
| 提案ワークスペース作成枠 | 今月作成した提案ワークスペース | 翌月のリセット。アーカイブや顧客用への変更では戻りません。 |
| 提案ワークスペース | 有効期限内で、アーカイブされていない提案ワークスペース。一時停止中も含みます。 | 有効期限切れ、アーカイブ、顧客用への変更で対象外になります。 |
たとえば、今月3件作成し、1件を顧客用に変更した場合、今月の作成枠は3件のままです。残り2件が有効期限内でアーカイブされていなければ、「提案ワークスペース」は2件になります。
上限は現在の契約と追加枠に従います。バーは使用済みの割合を表し、未使用なら塗られません。「上限なし」は無制限、「—」は取得できていない状態です。
APIやCLIで確認する場合は、代理店の測定枠を確認するを参照してください。
月間利用上限
月間利用上限は、Agent・調査・生成などの追加実行の月間消費額を管理する設定です。通常のAI回答計測はプラン枠で管理し、この金額上限の対象には含めません。残高が少なくなったときに購入する「自動チャージ」とは別の設定です。
設定 → プラン・使用量 → 利用クレジット → 月間利用上限の「管理」 から、組織の管理者が円建ての上限を保存できます。現在選択中のワークスペースに適用されます。
- 0円は新しい有料の追加利用を停止します。「無制限に設定」は月間上限を解除します。プラン内の付与枠と無償のプロモーション枠は対象外です。
- 日本時間の毎月1日から翌月1日までを集計します。実行中の処理は開始月に紐づき、月をまたいでも確保額は完了まで新しい処理の上限判定に含めます。
- 判定には確定した消費額と実行中の確保額を含めます。失敗で予約が解放されると確保額も戻ります。
- 上限変更は新しい処理に適用されます。実行中の処理は中断せず、確定額が見積額を上回った場合も実額を記録するため、上限を超える場合があります。その間、新しい有料処理は開始できません。
- 購入残高の消費額は、購入時に記録された円建て金額と付与量で計算し、処理ごとに1円未満を切り上げて上限を判定します。推定為替レートによる換算は行いません。
- 購入金額や過去の消費額を確認できない残高では、使用額を0円と表示せず、金額不明として追加利用を止めます。購入経路の金額記録・照合が必要です。
月間上限の保存は、残高の購入・自動チャージの有効化・カードへの請求を行いません。
自動チャージ
自動チャージは、残高が少なくなったときにクレジットを自動で追加購入するための設定です。手動で1回購入する操作とは異なります。
組織の管理者が、購入済み残高のしきい値とチャージ後の残高を円で設定します。「オンにする」を押すと、残高がしきい値以下になった際に、指定した残高までの差額を登録済みの支払い方法で購入します。すでにしきい値以下の場合は、オンにした後の確認処理で購入が始まります。補充額は50円以上です。
購入済みの利用クレジットは1クレジット=1円分として扱い、プランに含まれる残高は補充判定に含めません。購入額に応じた割引を適用し、消費税を別途請求します。月間利用上限は追加実行の使用額の上限であり、自動チャージの購入額の上限ではありません。
停止するには「オフにする」を選びます。すでに決済済みの残高は付与されます。決済に失敗した場合は自動チャージを停止します。支払い方法や本人認証を確認してから再度オンにしてください。