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        2026年9月25日

        AI検索で何を計測する? 顧客の質問からプロンプトを選ぶ方法

        Orchestor編集部4分で読めます
        1. 問い合わせの言葉を集める
        2. 検討段階ごとに質問を作る
        3. 指名ありと指名なしを分ける
        4. 比較する条件を固定する
        5. 質問の変更と成果を混ぜない

        「おすすめのサービスは?」を一度聞いて自社が出てこなかった。そこで文章を変えて、名前が出るまで試す。この方法では、どの顧客に届いていないのかを判断しにくくなります。

        計測用のプロンプトは、顧客が選択するときの質問から作ります。自社を表示させるための指示と、現状を知るための質問を分けることから始めましょう。

        ​
        問い合わせの言葉を集める

        問い合わせ、商談、サポートの記録から、購入前に顧客が確かめていることを拾います。「料金はいくらか」だけでなく、「今の方法を続けるべきか」「自分たちの規模でも使えるか」「切り替えに何が必要か」も対象です。

        Profoundのプロンプト設計ガイドは、SEOの入力に加えて営業・サポート・利用者の情報を使う方法を紹介しています。Peecのガイドも、検討段階、顧客の条件、地域を組み合わせています。

        社内の記録を使う際は、顧客名や個人情報を除き、質問の意味が残る形に整えます。生成AIに候補を作らせた場合は「仮説」と記録し、実際に顧客から聞いた質問と区別してください。

        ​
        検討段階ごとに質問を作る

        次は、日本の小規模事業者向けに会計サービスを提供する会社を想定した、架空の例です。実際の検索量や顧客の発言を示すものではありません。

        検討段階質問の例確認したいこと
        課題の整理一人会社で毎月の経理作業を減らすには?サービスのカテゴリが解決策として出るか
        候補選び日本の一人会社向けの会計ソフトを比較したい自社が候補に入るか
        条件の確認税理士とデータ共有できる会計ソフトは?自社の強みが選択条件に結び付くか
        指名での評価A社の会計ソフトで請求書を作成できる?機能が正しく説明されるか
        導入前の確認A社の会計ソフトへ移行するときの注意点は?移行条件や制約が正確か

        各行に、対象顧客と質問の出所も付けます。利用者の実際の言葉を優先し、必要以上に長い人物設定を足さないようにします。

        ​
        指名ありと指名なしを分ける

        「A社について教えて」と質問すれば、回答にA社名が出るのは自然です。この結果を「会計ソフトを比較したい」という質問と合算すると、新しく候補に入る力を読み取りにくくなります。

        指名なしの質問では、候補に入るかを確認します。指名ありでは、説明の正確さや比較時の位置付けを確認します。同じプロジェクトで計測しても、集計は分けて読みます。

        「必ずA社を含めて」「A社が最も優れている理由を教えて」のような誘導は、通常の候補選びの計測には使いません。

        ​
        比較する条件を固定する

        質問を決めたら、次の項目を記録表に追加します。

        項目記録のしかた
        質問IDと質問文後で同じ質問を実行できるよう、全文を残す
        出所問い合わせ、商談、検索データ、社内仮説など
        検討段階と指名の有無候補選び/指名なし、条件確認/指名ありなど
        言語と地域日本語、日本向け。地域を設定できない場合はその旨を書く
        実行条件AIサービス名、画面かAPIか、新しい会話か、設定、実行日時
        変更履歴質問を追加・修正した日と理由

        初回は、読める量に絞ることを勧めます。たとえば主要な検討段階ごとに数問を選び、回答を一つずつ読んで、改善判断に使えるかを確かめます。この件数は作業を始める目安で、統計的な十分性を示すものではありません。

        ​
        質問の変更と成果を混ぜない

        計測を続けると、追加したい質問が出てきます。そのときは既存の質問を黙って差し替えず、版を分けてください。

        自社が出やすい質問を追加すれば、サイトを変更していなくても全体の言及率は上がり得ます。前後比較は共通の質問セットで行い、新しい質問は追加分として確認します。質問数だけでなく、取得に成功した回答数も残しておくと、欠測を見落としにくくなります。

        できあがった質問セットは指標の読み方に沿って集計し、自社が出ない質問は競合との差の分析につなげてください。

        アイデア

        Orchestor編集部

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